問題38
ソーシャルワークにおける記録に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 出来事や状況に論理的な解釈を付け加えて記述する場合は、叙述体を用いる。
- 時系列に沿って出来事や状況を客観的に記述する場合は、要約体を用いる。
- ケースの進捗状況等のポイントを簡潔に記述する場合は、説明体を用いる。
- 問題ごとに「主観的情報」、「客観的情報」、「アセスメント」、「計画」の項目に沿って記述する方法は、SOAP方式である。
- アセスメント結果、目標、計画を一覧で示す場合は、フェイスシートを用いる。
正答:4
1 ×
2 ×
3 ×
4 ○
5 ×
ポイント
問題39
事例文を読み、H児童福祉司(ソーシャルワーカー)が行った、この段階におけるグループスーパービジョンの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
【事例文】
H児童福祉司(ソーシャルワーカー)は、実践経験が15年のベテラン職員である。日頃5人のソーシャルワーカーに対して個別スーパービジョンを行っている。スーパーバイジーらには、複合的な課題をかかえた子どもの支援で行き詰まるという共通の課題がある。H児童福祉司は、この課題に対してグループスーパービジョンを企画し、初回を実施した。
- スーパーバイジーらのグループダイナミックスを活用し、共通の課題を確認して、目的を共有した。
- スーパーバイジーの中から事例発表者を設定し、個別指導を行い、他のスーパーバイジーは傍観した。
- スーパーバイザーが自らのケースを洞察し、その分析結果をスーパーバイジーに発表した。
- 5人のスーパーバイジーの個々人の資質や能力を比較し、それぞれの欠点を指摘した。
- スーパーバイジーらと共に、ベテランソーシャルワーカーの実際の面接を観察し、その場で面接方法を非難した。
正答:1
1 ○
2 ×
3 ×
4 ×
5 ×
ポイント
問題40
バイステック(Biestek, F.)が示したケースワークの援助関係についての7つの原則に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 「自己決定の原則」とは、クライエントが問題解決の方向などをソーシャルワーカーに決めて欲しいというニードを持っていると認識することである。
- 「意図的な感情表出の原則」とは、クライエントが自分の抱える問題に関連した感情は隠したいという思いを持っていると認識することである。
- 「個別化の原則」とは、一人ひとりのクライエントを、環境因子や、あるいは人生経験に基づいた独自性を持つ個人であると認識することである。
- 「受容の原則」とは、ソーシャルワーカーがクライエントに受け入れてもらえるように、専門的視点からクライエントに接することである。
- 「統制された情緒的関与の原則」とは、ソーシャルワーカーがクライエントの持つ感情に沿って、自らの感情を表出することである。
正答:3
1 ×
2 ×
3 ○
4 ×
5 ×
ポイント
問題41
事例文を読み、I社会福祉法人に所属するJソーシャルワーカーのネットワーク構築における、この段階での実践として、最も適切なものを1つ選びなさい。
【事例文】
特別養護老人ホーム、保育所、児童養護施設、母子生活支援施設を運営しているI社会福祉法人に所属するJソーシャルワーカーは、地域の町内会有志から、「こども食堂を法人施設内のキッチンがあるホールで行うことができないか」と相談を受けた。さらに地域の消防団有志から、「こども食堂に関心が高まっているので、こども食堂の事業を開始するにはどのようにしたらよいか」という相談を持ちかけられた。Jソーシャルワーカーは、地域におけるネットワーク構築の好機と捉え、所属長に了承を得て、実現に向けた取り組みを進めることとした。
- 町内会、消防団の関係者に対して、作成したこども食堂の事業計画を示す。
- 町内会の会長を、こども食堂の責任者に指名する。
- 法人施設内のホールの空き予定を確認して、こども食堂の実施日を確定する。
- 地域のこども食堂のニーズ、協力者について情報収集をする。
- 法人内の余剰食材を、各事業所から収集してこども食堂で使用する。
正答:4
1 ×
2 ×
3 ×
4 ○
5 ×
ポイント
問題42
事例研究の方法に関わる次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 事例研究における研究対象は、質的データであり、量的データは対象としない。
- 事例研究で用いるインシデント・プロセス法は、事例提供者の提示した事例の短い場面から、参加者との質疑応答を通して詳細な状況の理解を目的とする。
- 事例研究で用いる単一事例実験計画法(シングル・システム・デザイン)は、カード状の紙に個々の情報を記し、そのカードをグループ化した情報から、その対応を検討する。
- 事例研究の対象者の選定は、無作為抽出法を行うことが不可欠である。
- 事例研究では、対象となるクライエントが匿名化されていれば、研究協力の同意は不要である。
正答:2
1 ×
2 ○
3 ×
4 ×
5 ×
ポイント
