少年非行に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 児童福祉法と少年法において用いられる「少年」の定義は,同義である。
  2. 「犯罪少年」と「触法少年」は,いずれも刑罰対象となる。
  3. 「虞犯少年」とは,14歳以上の少年にも14歳未満の少年にも使用される。
  4. 「特定少年」とは,罪を犯した18歳未満の少年をいう。
  5. 「初発型非行」とは,家出や深夜徘徊などの不良行為のことをいう。

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児童相談所の相談区分における「非行相談」の説明として最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 非行相談には,犯罪行為等相談,触法行為等相談,虞犯(ぐはん)等相談の区分がある。
  2. 飲酒,喫煙等の問題行動のある児童の相談は,触法行為等相談である。
  3. 警察署から万引き(窃盗)をしたとして連絡があった13歳の児童で,児童福祉法第25条の通告があった場合の相談は,触法行為等相談である。
  4. 児童の家庭内暴力に悩んだ保護者による相談は,触法行為等相談である。
  5. 家出先で暴行した13歳の児童で警察署から児童福祉法第25条による通告があった場合の相談は,虞犯(ぐはん)等相談である。

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少年法に基づいた審判手続きのため,非行をした12歳の児童を家庭裁判所へ送致するまでの流れについて,最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 警察官が捜査した上で,警察署から直接,家庭裁判所へ送致する。
  2. 警察官が捜査した上で,検察官を経由して家庭裁判所へ送致する。
  3. 要保護児童対策地域協議会が,家庭裁判所へ通告する。
  4. 都道府県知事又は児童相談所長が,警察官に依頼して家庭裁判所へ送致する。
  5. 都道府県知事又は児童相談所長が,家庭裁判所へ送致する。

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 精神疾患及び精神障害に関連する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 統合失調症は再発しやすく,障害は固定しやすい。
  2. 人的環境が生活のしづらさに影響を与える。
  3. 五大疾病の内,がん(悪性新生物)に次いで数が多い。
  4. うつ病は精神症状が中心であり,身体症状の出現はまれである。
  5. 病気の発症は,生物的要因ではなく,心理学的・社会的要因とされる。

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 次の記述のうち,精神保健福祉法(注)に基づく入院形態として最も適切なものを1つ選びなさい。

 Gさん(16歳,女性)は,半年前より不登校になり,その後,精神的不調を訴え,不眠や食欲不振,パニック発作が生じ,母親とともに精神科病院を受診した。そこで,医師より入院の必要性について説明があり,Gさんは同意して入院となった。

  1. 措置入院
  2. 医療保護入院
  3. 任意入院
  4. 緊急措置入院
  5. 応急入院

 (注)「こども大綱」(2023年(令和5年)12月22日閣議決定)とは,子ども関連の施策に関する,国の基本的な方針を示したものである。

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