こども家庭ソーシャルワーカー試験対策はどの科目を重視すべき?
こども家庭ソーシャルワーカー資格認定試験の合格率は、約90%と高いものでしたが、資格取得ルート別にみると、以下のようになっています。
・社会福祉士・精神保健福祉士ルート(児童福祉相談援助の実務経験2年以上)
94.0%・社会福祉士・精神保健福祉士ルート(児童福祉相談援助を含む実務経験2年以上)
94.0%・実務経験者ルート(児童福祉相談援助業務4年以上)
75.7%・保育士ルート(児童福祉相談援助業務を含む4年以上)
74.2%
情報の少ない中、第一期の研修を修了し、こども家庭ソーシャルワーカー資格認定試験を受験された方は、熱意や学習意欲の高い方が多いと思われるのですが、社会福祉士・精神保健福祉士ルート(1号・2号)と比較して、実務経験者ルート(3号)、保育士ルート(4号)の合格率が低くなっていることが分かります。
科目別の得点率詳細は、現在のところ確認できていませんが、専門課程で、ソーシャルワークに関するトレーニングを受け、国家試験対策を行って合格した経験のある、社会福祉士・精神保健福祉士が、こども家庭ソーシャルワーカー資格認定試験においても有利なようです。
では、試験対策としては、どこに力を入れるべきなのでしょうか?
まず、児童相談所や家庭児童相談室での実務経験が無い方は、「児童相談所運営指針」を熟読し、虐待対応の流れを理解することが必須です。
加えて、社会福祉士・精神保健福祉士の養成課程で、ソーシャルワークに関する専門的な学習経験が無い場合には、社会福祉士国家試験や精神保健福祉士国家試験の過去問などを用いて、ソーシャルワークに関連する出題が、どのような形式で問われるのかの知識が必要です。(定番の問題があります)
こども家庭ソーシャルワーカー試験対策.NETでも、上記の内容を踏まえて、少しづつコンテンツを充実させていきたいと考えています。
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